Aterm MR04LN

イーモバイルルーターを使っていたんだけど、2年しばりが終わったので、ルーターを買い換えた。今回はNECのフリーSIMのルーターに。

どれ買ったらいいかよくわからなかったんだけど、調べたところメジャーっぽいこれにすることに。 MR05LNが新しいみたいだけど、MR04LNでも問題なさそうだったので、少しでも安いこちらを購入。

SIMカードはOCNのモバイルONEにした。一日110MBのプランと迷ったけど、使わない日もあるので月3GBのプランに。EMOBILEのときは月2GBで足りてたので問題ない。

うちは事務所でプロバイダOCNを使ってて、モバイルのほうをOCNにあわせると月々200円安くなる。プランは3GBで月1100円のところ200円引きで900円。イーモバイルの時は2GBで2700円くらいだったので本体代を足したとしてもかなり安くなって満足。

SIMカード単体で契約する場合はだいたい2年しばりとかなくて良心的でいいと思う。

ういたお金でAdobeのCCを契約するかどうか検討中。

丹下健三

豊川斎嚇の「丹下健三 戦後日本の構想者」を読んだ。

丹下健三――戦後日本の構想者 (岩波新書)

丹下健三――戦後日本の構想者 (岩波新書)

 

前半は丹下健三のことを時系列に、後半は丹下の弟子たちのことが書いてあってどちらも読みごたえあっておもしろかった。

巨匠の時代は終わったと言われてずいぶんたつけど、今では考えられないくらいの大きなプロジェクトを若いころから任されていたんだなあと思う。リノベーションとかまちづくりとかが紹介されることが多い昨今だけど、やっぱりでかいのつくる人たちのほうがすごいなと思ってしまう。

丹下健三といえばやっぱり代々木あたりがピークで都庁とかはいまいちという話をよく聞くけど、その背景には海外(中東など)での経験があったんだなとこの本を読んではじめてわかった。

後半の丹下の弟子たちの話を読んだ後、この人たちの時代(磯崎、槇、黒川など)も終わりつつあって、そのさらに弟子たちの時代が今なのかなあと考えてみたんだけど、青木淳くらいしか思いつかなくって、これっていったいどういうことなんだろうと複雑な気分になった。

そのへんのことがどうでもよくなるくらいに、帯に「世界のTANGE」と書いてあったのをワイフが「世界のTENGA」と空目したのが一番印象に残った。

夜を乗り越える

又吉の「夜を乗り越える」を読んだ。

図書館で借りて読んだ。

夜を乗り越える(小学館よしもと新書)

夜を乗り越える(小学館よしもと新書)

 

 これを読んで近代の名作も現代文学も両方たくさん読みたくなった。

僕がずっと考えていた、まわりの目や批判が気になるような人たち(又吉のような気にしすぎ芸人など)がなんで文章を書いたりコントをやったりするような表現をしているのかという謎が少しわかったような気がする。

僕も学生時代に考えすぎて手が動かなくなったり、仕事をはじめてからもなんかいやになって建築のことをやめようかなと思ったりしたこともあるけど、でもやっぱり建築のことがおもしろくてなんだかんだ今も続けている。続けながらもかっこよすぎるデザインは恥ずかしいなとか、でもできあがったらかっこいいのできたからみんなにみてもらいたいなとか、自分でもかなり矛盾しすぎていてわけが分からないんだけど、みんなそんな感じなのかもなと思えるようになってきた。

今年はほんとに忙しくてあまり本が読めなかったけど、年末年始はいくつか小説が読めるように12月の仕事を頑張ろうと思う。

 

 

地方で建築を仕事にする

「地方で建築を仕事にする」を読んだ。

地方で建築を仕事にする

地方で建築を仕事にする

  • 作者: 五十嵐太郎,丸田絢子,藤野高志,岩月美穂,水野太史,蟻塚学,蒲地史子,島津臣志,齋田武亨,本瀬あゆみ,水谷元,佐藤欣裕,岡昇平,芳賀沼整,片岡八重子,魚谷繁礼,辻琢磨
  • 出版社/メーカー: 学芸出版社
  • 発売日: 2016/08/31
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

 いろんな設計活動のあり方があるなーといった感じで励まされた感じ。

僕の事務所も先日5周年をむかえて、だからといって特に次のステップがどうこうというのもないんだけど、仕事は確実にあるので取り組み方についてはすこし考える時期にきたなといった感じ。

田舎のいいところは特にアピールしたりしなくても主なところにはすぐに認知されるので、無理におもしろいことをしたり、雑誌に載ったりしなくてもいいところなのではないかと思う。依頼をうけた建築の本来あるべき姿(そんなのほんとにあるかどうかは知らんけど)を素直に考えることができるんじゃないかと思う。

コンビニ人間

「コンビニ人間」を読んだ。

コンビニ人間

コンビニ人間

 

 今の世界のルールが理不尽に思えても、世界の方が変わることは多分ないわけだから(それこそ縄文時代から)、自分が変わる(世界にあわせる)しかない、強く生きるしかないってのは決断主義的というか、ゼロ年代にこういう話って多かったような気がするんだけど、ただここまで徹底して書かれたものはなかったということなのかなと思った。多様性礼讃の雰囲気の現代だけど実際はそうでもないし、なんでもありなわけでもないから、じゃあどうしたらいいんだという人がでてくるのは、多様性礼讃が建前だけになってしまってるからなのかもしれない。

これからの建築士

「これからの建築士」を読んだ。

これからの建築士 職能を拡げる17の取り組み

これからの建築士 職能を拡げる17の取り組み

東京建築士会の「これからの建築士賞」という建築士の取り組みに対して与えられる賞の候補になったものが紹介されている。
どれもユニークなものばかりで、特にいいなと思ったのは「住宅遺産トラスト」だった。公共建築の保存運動はよく見かけるようになっていたけど、住宅の取り組みはあまりなかったのでは。住宅は個人のものだから、買ってくれる人を探さないといけないわけだけど、そこを粘り強く取り組まれていた。

僕はといえば、建築士会には所属しているけど、通常の仕事以外は何もやっていない。通常の仕事も小さな公共工事や、住宅(主に新築)をやっているだけでいわゆる一般的な地方の設計事務所だと思う。
若手の設計事務所ってリノベとかまちづくりといったのが目立つ昨今だけど、僕の同級生で事務所をやっているひとたちは、みんな地方で一般的な設計事務所をやっていてみんなそれなりに忙しそうだし、順調そう。僕が実感しているのは、新たな取り組みとかではなくて、そもそも地方では一般的な建築士事務所が足りていない。
僕も若いときはなにか新しいとりくみをしたり、特色のあることをやらないと、生き残れないような気がしていたけど、順番が逆で、従来通りの設計事務所をやっていれば仕事はくるから、新たな試みをする機会が与えられるんだと思う。
そういう意味でもそろそろ僕もなんかしないとなと思っているけど、あまり仕事を増やしたくないなとも思う。

死んでいない者

滝口悠生の死んでいない者を読んだ。

死んでいない者

死んでいない者

図書館で借りて読んだ。おじいさんの葬式の話なんだけど、親戚がたくさん出てきて誰が誰だか、誰がどこの子かぜんぜん覚えれなくて、何度も最初のほうを読み返して確認しながら読み進めていた、。途中から覚えれないのは作者の狙いで、覚える必要はなくて、実際の葬式も誰が誰だかわからないけど、なんとなく進んでいくのでそれでいいんだと気づいた。