軽井沢千住博美術館をみてきた。
外部は植栽がたくさん配置されていてる。
中に入ると傾斜した床(3mくらい高低差がある)の高いほうに出るので、広がりを感じることができる。自然光だと絵を鑑賞するのにどうなのかなと思っていたけど、とても柔らかい光になっていて、UVカットガラスや展示用の壁の位置などでうまく調整してあるんだろうなと思った。カーブしたガラスにうつり込んだ中庭の植栽はとてもきれい。床が傾斜しているから場所によって空が見えたり、中庭の地被植物がみえたりで、本当に自由に散策するような感じになっている。直交グリッドのプランと違って自由曲線だから、どうやって決めているのか分からないけど、丁寧に模型で検討しているんだろうな。
柱がほとんどなかったけど、展示用の壁のなかに柱がはいっているんだろうな。
トイレは中に入って、ガラスの通路を渡った離れみたいなかんじでつくられていた。
トイレの仕上げについて。
床:コンクリート鏝押さえ?
壁:25角タイル
天井:塗装
ライニング天板:25角タイル
全体的に白い。
男子トイレの小便器下に汚垂石がなかったけど、結局マットが敷いてあった。
トイレブースは多分既製品。アイカのピュアコアブースかなんかだと思う。
次に設備について。照明はダウンライト。大便器はロータンク付だった。
奥にヒーターみたいなのがついていた。こういうのは軽井沢のトイレにはたいていついていた。凍結防止とかに効果あるのかも。