村上龍の「おしゃれと無縁に生きる」を読んだ。
村上龍のGOETHEの連載をまとめた本。字がでかいのですぐ読める。おじさんの説教みたいな本だが、ぼくはなぜかこういうのが割と好きで、定期的に保守のおじさまの「いかがなものか」みたいなのが読みたくなる。
おしゃれの本ではなくて、いろんなことについてかかれていて、「おしゃれと無縁に生きる」はそのうちの一つのタイトル。
充実していて忙しい人はファッションに気を使うような時間的余裕はないから、ごく普通の格好をしている、といった内容。
とはいっても何を着てもいいってわけでもないから、間違いのないブルーのシャツをたくさん持っているらしい。
僕も早くこの境地に達したくて、自分の中の定番を固めつつあるのだが、たまにぶれて新たなものに手をだしてしまうので、まだまだだなあと思う。