数学(物理かも)の人と建築の人の対談本。藤本壮介は僕は決して真似したりしないけど、新しい原理でできた建築をつくろうとしているところがすごいと思う(つくったものはひとつもみたことがない)。
数学の話でつっこんだところがでてくるとちょっと難しいところがあったけど、なんとなくで読んだ。
4次元を図で表そうとかデカルト座標じゃないものとかは僕には想像するのが大変だけど、新しい建築とかはそういうのから出てくるのかもしれない。
解析的な人と幾何学な人がいると書かれていて、建築の人は幾何学的なんだろうけど、模型であれこれ確認して、図面に落とし込む段階ではそれが数式的にどういったしくみになっているか分からないとすっきりしないという解析的なところもあるような気もする。