梼原町総合庁舎をみてきた。隈研吾建築都市設計事務所の設計で2006年の竣工。
外装はパネル化された木材(杉かな)。
よく見ると日の当たる側の木は反っているけど、築10年近く建っているわりにはきれいなんじゃないかと思った。軒がしっかり出ているというのもあるんだろうけど、ちゃんとメンテナンスされているのかもしれない。
構造は大断面の集成材(たぶん杉)。スパンはかなり飛んでいるようにみえる。交差した井桁状の梁がかみ合ったような横架材で飛ばしてある。面積は3000㎡を超えるといろいろ法的に厳しくなるので(耐火要件など)それ以下に抑えてあるはず。
柱の足元はこんな感じ。太めのドリフトピンみたいなのが打ってあるようにみえるけど、よくわからなかった。
なんかすごいのがついていて、これもよくわからなかったんだけど、たぶんこれで開けたり閉めたりするんだと思う。
総合案内板。これも板でつくってあった。
トイレの床は湿式使用になっていた。今は屋内だと乾式が主流だと思うけど、たまに要望で湿式のリクエストがある(いままでそうだったからという理由がほとんどだと思う)。
湿式だとトイレブースの足元は脚式になる。できれば巾木をつけたほうが落ち着いて用を足せると思うので、できるだけ乾式にもっていきたいところ。