中村文則の「銃」を読んだ。

銃 (河出文庫)

銃 (河出文庫)

 

 「銃」は中村文則のデビュー作。

複雑な環境に育ちつつも、表面的にはうまくやってきた主人公が、拳銃を拾うことでそれまでの自分とはどんどん変わっていってしまう(特に内面が)という話。

なにか特別なものを得て、それまでの自分とは変わってしまう、あるいは変わってしまいたいと思うようなことは、複雑な環境に育った人だけでなく、普通の人でも若いころはあるような気がした。