東大編の「T_ADS TEXTS 02 もがく建築家、理論を考える」を読んだ。
6人の建築家のインタビューで、実際につくった建築を訪れて説明をしてもらうという内容。東京大学の無料オンラインコースの映像が本になっている。
なんだかんだで磯崎新のとこが一番おもしろかったのでいつか群馬県立近代美術館にいってみたい。
妹島和世のところで
「いま、建築がどんどん高性能になって、つくり方もすごくむずかしくなっている。
建築に求められる精度と建築家が考えることが乖離して、建築がおもしろい力を持てなくなってきていると感じます」
「工場でつくられたプロダクトのようにきれいで、エネルギーも節約されていて、予定通りに進めば、誰も文句を言わない。それが良い建築。片や、そうでないものは出来そこないで受け取れない」
と書かれていて、鶴岡市で起こっていることはどうなんだろうなと思った。