安曇野ちひろ美術館に行ってきた。設計は内藤廣建築設計事務所。
学生のころからずっと行ってみたかったのでとにかくよかった。
北アルプスを背にしたロケーション。広い公園の中にあって、近所の方らしき人たちが犬の散歩をしたりしていた。
2001年に増築された展示室では内藤廣の模型やパネルが展示されていた。2016年には新しいエリアがオープンされるらしい。
建物のスケールは写真などでみるよりも小さくて親しみやすい感じ。
RCの壁に架けられた木造の切妻屋根がとてもきれいだった。登り梁のサイズも思ったより小さく感じたので帰って調べたら90×120だった(これは小さい)。R加工の下弦材や集成材の棟木で固めるなどしてせいを小さくできているんだろうな。屋根のピッチは7.2mで、登り梁の長さは4m切るし、これなら製材で無理なく間に合う。
トイレは少し歴史を感じた(本館は1996年竣工)。
トイレの仕上げ。
床:100角タイル
壁・天井:左官材
ライニング:テラゾ
便器が水色。ここにもヒーターがあった。