安曇野に行ったついでに安曇野市役所新本庁舎をちらっとみてきた。設計は内藤廣建築設計事務所
外装は市有林の間伐材でヒノキパネル。地元産材を使おうと思うと、調達の時間が問題になるんだけど、市有林なら事前に準備ができるからいいな。
供用開始は5月からなので、外観だけちらっと見るつもりだったんだけど、統一地方選の投票場所になっていたから、ちょっとだけ中に入れた。
4層吹き抜けの階段。内装に使われているのは県産材のカラマツ。梁の端部にクランクした線が入っているからPCなのかな。
トイレも入れた。
以下トイレの仕上げなど。
床:シート貼り
壁:ボーダータイル貼り
天井:岩綿吸音板
ライニング腰:ボーダータイル貼り
ライニング天板:ポストフォーム
手摺は樹脂タイプ。
トイレブースはアイカのピュアコアブースだと思う。
最近みたトイレはどこも白っぽい仕上げで、壁に珪酸カルシウム板ではなく、タイルを使ったとこが多い。
汚垂石が黄ばんだベージュみたいな色にしてあったのだが、これは汚れても目立たないといった配慮だろうか。
トイレの荷物置き場が便利そうだった。これははじめてみたな。
サインはシンプルなアクリルにJIS規格のマーク。
公共施設はグラフィックを頑張っていろんなトイレのマークがあるけど、結局これが分かりやすいからこれでいいんじゃないかと僕は思う。