雲の上のホテルに泊まってきた。設計は隈研吾。
和室の部屋に泊まったんだけど、割と安かったと思う。露天風呂が改修中だったからかもしれない。宿泊者は大浴場が使えて、客が少なかったからゆっくり入れたし、湯の感じも好みだったし、朝食もおいしかったので、宿としては満足だった。
部屋の外部側の建具は木製建具の内側にアルミサッシが入っていたから、もしかしたら寒くて後で追加したのかもしれない。この辺は結構雪が降ると地元の人が言われていた。
間接照明がなかなか斬新だなと思った。スチールブラケットに障子が留めてある。
入り巾木のディテール。ドアの枠を見せずにフラットに収めてあるんだけど、やっぱり塗装が割れる。入り巾木のとこも下地を切り替えてあるところで割れている。こういう収まりはやっぱり難しいことがよくわかって勉強になった。
室内のドアもなかなか斬新で200Φくらいの穴が開いていて、ガラスも何もはまっていない。建具の高さは2400で、幅は1200と1800。とても重い。
戸当たりはこのタイプ。壁は吹付左官材だった。
ちなみに大浴場の天井(というか屋根というか)が膜かなにかでできていてすごく寒かった。まあ露天風呂だと思えばいいのかもしれないけど。