ぺいちくのブログ

本と建築のブログです。https://twitter.com/paychiku

SketchUP

「やさしく学ぶSketchUp」を読んだ。というかこなした。

やさしく学ぶSketchUp[SketchUp Make/Pro 2017対応]

やさしく学ぶSketchUp[SketchUp Make/Pro 2017対応]

 

 今年の設備投資はソフト関係にしようと思い、SketchUpPro2018を買った。土のソフトにするか若干迷ったけど、機能がシンプルなことと(BIMとかはいらない)予算、買い切りのスタンドアロン版がいいなということで(最近はクラウド版とかが多くてややこしい)、SketchUpProにした。レンダリングができるPodiumとアニメーションプラグインのPodium Walker、素材を自由にDLできるPodium Browserがセットになったバンドル版を買った(全部で16万円くらいだった)。

マニュアルもついているけど、作りながら覚えれる本とかで勉強したほうが早いかなと思ってこの本にした。基本的なモデリングはこの本で覚えれたと思う。2日間集中してやったら課題をこなせた。簡単な住宅程度ならつくれそうな気がするので今やってる物件から試してみようと思う。

曲面のモデリングとか、細かいところはこの本ではカバーできてないはずなので、補完的に「SketchUpベストテクニック100」を買って読んだ。

SketchUp ベストテクニック100 (エクスナレッジムック)

SketchUp ベストテクニック100 (エクスナレッジムック)

 

 レンダリングプラグインのPodium関連の本は出てなさそうだったので、一通りマニュアル(40ページくらいのPDFのがついてた)を読みながら1日いろいろいじってみたらなんとなくできるようになったと思う。あとはやりながら試行錯誤するしかない。

学生の頃はFormZ、社会人になってからはVectorWorksでモデリングしてShadeでレンダリングをやったりしてたんだけど、SketchUpのほうが使いやすそう。レンダリングモデリングが別のソフトだと書き出しエラーとか読み込んだ後のデータ整理に割と時間がかかるので、やっぱり同一ソフトのほうが断然早い。モデリングもSketcUpだとガイドを3D上で描けるので、下書きに気合を入れなくていいので気分が楽。

今年はソフトのテコ入れ3つ。SketchUPをある程度手際よくできるようにするのと、木造の耐震診断(一般診断法)プログラムをやること(済)、もう一つは木造構造計算ソフトの買い替え(これから)。木造の一般診断法はいろいろソフトが出てるけど、一般診断法だけなら防災協会が出してるやつ(Wee)で十分だと思った(本についてるやつで9000円)。木造構造計算ソフトのほうは、インテグラルの「構造EX」を買うことにした。

なんでも分業化して専門的に掘り下げていく流れといわれてずいぶん経つけど、僕はあまり分業化(外注化)せずに中途半端な水準でいろいろできるようになりたいと思っている。分業化するほどもともと田舎にたくさん仕事がなかったから、田舎の設計おじさんたちは都会の人に比べていろいろできる人が多いと思う。