てれびのスキマさんの「1989年のテレビっ子」を読んだ。これも図書館で借りた。
1989年のテレビっ子 -たけし、さんま、タモリ、加トケン、紳助、とんねるず、ウンナン、ダウンタウン、その他多くの芸人とテレビマン、そして11歳の僕の青春記
- 作者: 戸部田誠(てれびのスキマ)
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2016/02/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (6件) を見る
僕は大学生になって一人暮らしをはじめるまでは自分の部屋にテレビがなくて、子供のときは思う存分テレビがみれるといった環境がなかったんだけど(代わりにラジオを聞いていた)、てれびのスキマさんとは歳が近いので、確かに1989年前後のテレビはおもしろかったなと思った。日曜日のいいとも増刊号をみるのがとにかく楽しみだったし、大人は平日にいいとも見れていいなと思ってた。
ただこういう自分の感覚ってちょっと気をつけないといけないなって思うのは、ありがちな昔はよかったな的なものというか、ただ単にそのころ自分が多感な時期だったからテレビや雑誌や音楽がおもしろかっただけなのかもなとも考えられる。
同じような話で、今は大変な時代だともよく言われるけど、いつでもみんな大変なのか、本当に昔に比べて大変なのかも公平に判断できないし、判断したって意味はないだろうから、今より昔が大変だったとしても、そのときに大変なものは大変なものとして、改善していったほうがいいにきまっている。