ぺいちくのブログ

本と建築のブログです。https://twitter.com/paychiku

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2013年の読書まとめ

2013年に読んだ本の個人的なまとめです。 一番おもしろかったのはこれです。 暇と退屈の倫理学 作者: 國分功一郎 出版社/メーカー: 朝日出版社 発売日: 2011/10/18 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 13人 クリック: 146回 この商品を含むブログ (120…

トイレリポート~国立新美術館~

今年はなぜかトイレの設計の仕事(公衆トイレや学校のトイレなど)がたくさんあったので、いろいろ事例をみてきました。 トイレの事例をまとめた本はありそうで実はあまりないので、ブログに物件別にまとめておくことにしました。 今回は六本木にある国立新…

論壇メディアについて(新国立競技場問題を通して)

新国立競技場問題が盛り上がりをみせていて、建築論壇が一つのテーマでこんなに盛り上がることは近年なかったのではと思うので、これはいいことだなあと、生温かく見守っていました。 一昔前だと雑誌に論文を掲載して、その反論が次の月に掲載されるといった…

コモディティにならないために

世間では就職活動が始まったとのことで、先日の日経新聞では学生向けに、会社で身に付く能力は3つに分かれると書いてあって、これが働き方に関する考えを整理するのにわかりやすかった(以下正確に覚えてはないですが)。 ①どこでも使える能力 ②業界内共通…

化学革命

内藤廣さんの「形態デザイン講義」を読んだ。 形態デザイン講義 作者: 内藤廣 出版社/メーカー: 王国社 発売日: 2013/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 東大講義を収録した構造デザイン講義、環境デザイン講義につづく第三弾。 このなかの「…

建築家とアーキテクトの間で

芸術家と建築家について考えてたら、そもそも建築家ってなんやねんと考えてしまって、ウィキで検索すると、建築家という名称について、 ”法律上は、極小規模な建物を除き、建築士以外の者が設計や監理を行うことは禁止されている。また、建築士の資格を持た…