「陽気ギャングは三つ数えろ」を読んだ(Kindleで)。
前の同シリーズからかなり時間がたっていたのでキャラ設定(特殊能力など)を思い出すのに 時間がかかったけど、相変わらずおもしろかった。
最近の伊坂幸太郎は、登場人物に言わせるセリフがストーリーとかよりも、前に出ている印象(今回のだと週刊誌とかに対してどうかと思うことなど)。
マウスを買い換えたついでにキーボードも買った。
キーボードも5年使い続けてかなり汚くなっていたので。DELLのやつを使っていたんだけど、汚い以外は特に問題はなかった。
マイクロソフト 有線 キーボード Wired Keyboard 600 ANB-00039
キーボードは普通のでいいのでマイクロソフトのwired keybord 600 という普通ぽい安いのを買った。
キーを押したときの音はちょっと静かになった。あと、上の方に音量のボタンがあってこれが割と便利。右の方に電卓ボタンがあって、押してみたら電卓がモニタに現れるんだけど、これはいらんかな。
CADを使うときにファンクションキーとかESCをよく押すんだけど、このボタンが細くてちょっと押しにくい。その辺は慣れもあるだろうから特に問題ないかな。
(追記)
1週間くらいつかってみてやっぱりファンクションキーとESCが細いのがやっぱり使いにくい。あとテンキーが打ちにくい。キーボードが下の方にいくにつれてなぜか凸にカーブしているんだけど、普通に凹のほうが安心してブラインドで押せる気がする。
マウスの動きがどうも調子悪くなってきたので買い換えた。左クリックがどうも押しっぱなしになってしまうみたいで、エクセルとかを使うときに1マス選択しようと思っても縦3マスぐらい同時に選択したみたいになってしまう。5年もほぼ毎日使っていたからしょうがないんだろうけど。
今回買ったのはロジクールのM500。
Logicool ロジクール 有線レーザーマウス M500t
無線のマウスはCADの種類によっては線が飛んで見えたりしたことがあったので、有線限定で探していたんだけど、どこのメーカも無線が主流になっているみたいで、今回はマイクロソフトとロジクール以外は考えてなかったので、あまり選択肢はなかったんだけど、いろいろレビューを読んでみてみんな満足してそうだったのでこれに決めた。マウスを酷使する人のレビューってだいたいゲーマーだからCADユーザーとかで参考になるのかどうかは謎なんだけど。
左右非対称のマウスを持つのははじめてなんだけど、確かに持ちやすいかも。僕のマウスの持ち方は、人差し指と中指をちょっと立てるような持ち方なんだけど、このマウスは割と大型で重量もあるのでかぶせるような持ち方にしないと疲れるかも。ただ、僕はポインタの移動速さを標準くらいの設定にして、距離がある時はマウスを持ち上げたりするのがくせになっているので、なかなか矯正はむずかしい。
マウスの左側にボタンが二つあって、デフォルトではウェブブラウザの戻る、進むが割り当てられてるんだけど、それはマウス持ってるんだからクリックすればいいのではと思って、CADでよく使うけど、キーボードの右側にあって使いにくいページアップとページダウンを割り当ててみたけど、もちろんまだ慣れない。
スクロールホイールが高速に切り替えられるのがうりみたいなんだけど、使いこなせるかどうかわからない。
(追記)
3日くらいつかってみてちょっと指がつりそうになったのでこのマウスはやめた。
多分僕のマウスの持ち方が原因だと思うんだけど、150gという重さはやっぱりちょっと重すぎるかもしれない。あと、サイズがちょっとでかすぎるかも。
有線限定で探していたんだけど、もう無線でもいいかもと思ってきた(線が飛ぶ問題はモニタの方に原因がありそう)ので2000円程度のやつをいくつか試してみようと思う(高くて重いマウスは僕にはあわないと思うので)。
手帳を買った。コクヨのキャンパスダイアリーのA5。
コクヨ 手帳 2016年 キャンパスダイアリー マンスリー A5 ブルー ニ-C103-16
ここ数年は4月はじまりのほぼ日手帳を使っていたんだけど、去年のを見返してみるとカレンダー以外はほとんど使っていなくて、他のページ(1日毎のところ)はメモ用紙として使っていただけだったので、かさばるし、もっと薄っぺらいのでいいやと思って、これにいきついた。これは1月はじまりしかないみたいだから、今度から1月に買わないといけないな(結構さがした)。
見開きでカレンダーがあって、ノートのページが15枚くらいついている。
1日のスケジュールがすごくたくさんあって記入しておかないといけなかったり(そんな人ほとんどいないのではと思う)、日記を書いたりしないならこんなのでいいと思う。A5だからipadminiと同じサイズで、机に重ねておいたときになんとなくすっきりする。
スケジュール管理というか、物件進行管理とかやることリストとかは、サラリーマン時代からエクセルでやっていて、最近はクラウドできてどの端末からも見たり書いたりできるから便利だし、ちょっとしたメモとかはメールで自分に送るスタイルが気に入っている。日誌もワードで書いている。なんか便利なスケジュールアプリとかもあるんだろうけど、PCで書いたりすることを考えたら、普通のソフト(オフィスとか)が使いやすいのではと思う。
隈研吾設計のまちの駅ゆすはらに行ってきた。宿泊もしてきた。
正面の外壁は茅でできている。ブロック化された茅は回転して換気できるようになっているらしい。側面はパネル化した板張り。
中はこんな感じ。にょきにょき生えた枝が屋根を支えているように見える。
天井には丸太の端っこが使われている。丸太の端っこは木取り(丸太からどういった木材を取るかということ)でも余ってチップとかにしたりするしかないと聞くので、これは歩留まりを良くする上でもいい考えだなあと思った。原木の価値も上がるし、仕上材としてもローコストになるのでは。
部屋は和室に泊まった。
壁は織物ぽいクロスで、雲の上のホテルよりもいい意味で力が抜けてていいかなと思ったんだけど、ディテールというかやっぱりその辺は徹底して枠を消そうとするところがほんとにいいのかどうかうーむといった感じだった。
これなんかは正面から見たら縦枠がなくてすっきりみえるんだけど、横に回ると上枠の断面やアングルがみえてしまってほんとにこれでいいんだろうか。上枠の断面が四角ならまだいいんだろうけど、見附を小さくするためか、斜めにしてあるので、横から見た時があれなのでは。ちなみにエアコンは黒く塗ってある。
壁と床の取りあいは底目地になっているんだけど、建具とからむとこがこんな感じになっていて、これなら普通に畳寄せにした方がかえってすっきりするんじゃないかと思った。
枠をつけないとクロスもやぶれる。
洗面室と前室で壁仕上が変わるところも底目地ですっきりと。
ただ、引き戸を閉めると洗面室側からクロスがみえる。
洗面室の足元もこんな感じ。ペンキの出隅はやっぱ弱い。
今回は小姑みたいなことばかり書いてしまったけど、自分自身、すっきりさせようといつもディテールをこねくり回しているので、こういうのは本当に勉強になる。公共施設でもいいんだけど、宿泊施設は特にゆっくりみれるのでありがたい。
廊下の壁は吹き付け。隈さんとこのサインはいつもかわいいので参考になる。
帰りにこの施設の向いのカメラ屋さんによってコーヒーを買った。なぜかカメラ屋さんがコーヒーを売っているんだけど、他にテイクアウトのコーヒーをやっているところがないからやっているとのこと。なぜか話し込んでしまって、いろいろいい話が聞けた(隈研吾がコンペや入札の手続きなしで連続して受注していることへの不満や、たいした観光資源がないのに観光でなんとかしようとしてしまう自治体への不満など)。僕も地方でたいした観光資源のないところだし、ひらがなの「まちづくり」はなんだか苦手だから共感するところもあったけど、温泉は好みの泉質だったし、隈研吾設計の建築がたくさんあるから行こうと思ったのは事実だからなんとも複雑だった。