ぺいちくのブログ

本と建築のブログです。https://twitter.com/paychiku

ipod touchからiphone8へ

去年の10月くらいのはなしだけど、iphone8を買った。それまではガラケーモバイルルーター+ipodtouch等(ipadとか)でがんばってたんだけど、ipodtouchの動きが悪くなってきたのを機にモバイルルーターを手放して、iphoneに。ガラケーは継続。

それまでモバイルルーターで使っていたsimカードiphone用にサイズ変更してsimカード自体の契約は継続、プランも同じやつで(OCNで確か月に3GBで900円くらい)。モバイルルーターの良さは外出した時にデバイスをなんでもつなげることができるところだったんだけど、よく調べたらOCNのsimカードだったらそもそも追加料金なしでテザリングできることが分かってもうiphoneでいいやないかということに。そもそも外でPC使うこともあまりないし。ガラケーはやっぱりつかいやすいし、相変わらず大手の料金は高いから3Gが使えなくなるまではガラケーでいこうと思う。大手以外のやつは田舎で電波が入るかどうか心配なので、電話用の端末は大手にしておきたい(ガラケーソフトバンク)。

画面はipodtouchよりiphone8(plusのほうではない)のほうがでかいのでちょっとNBAみたりするのには便利。逆に外を走ったりするときにはipodtouchのほうが軽くてよかった。そもそもapplewatchを持てば端末もって走らないでいいのかもしれないけど、確か音楽とかpodcastはapplewatchで聴けるけど僕がいつも走りながら聞いているのはTBSラジオクラウド荻上チキとか神田伯山なので、端末は相変わらず持って出かけないといけない。

ケースはotter+popに。

ケースについてはなしという選択肢ももふくめていろいろ迷ったけどappleの公式でも売られているという安心感からこれに。ポップグリップとケースが一体になっている。多少持ちやすくなるので腱鞘炎対策に。NBAを見たりするときにもスタンドにできてべんり。

iphone8になってそれまでランニングの時に使っていた有線のイヤホンが使えなくなったので、power beats proというちょっとかっこいいワイヤレスイヤホンを買った。

airpodsはいかにもといった感じになってしまうので、こちらに。片耳だけで使うこともできるので、走るときなどはほぼ片耳で。走るとき以外も移動中などはこれをつかっていて、片耳だけつけていると働くおじさんがよく使っている ワイヤレスヘッドセットみたいな感じになるのでつけっぱなしで役所とか現場に行っても違和感ない(はず)。実際マイクもついているみたいなのでビデオ通話とかでも普通に使える。

あと、ANKERの置くだけでスマホを充電できるやつも買った。

 これのメリットは充電中に端末にケーブルを差さないのでさっととれるというくらいしかないけど、なんだかんだデスクの端っこに置いて使っている。

anker sound core

しばらく前だけど、Anker Sound coreを買った。

 主にデスク廻りで使っている。これの前はロジクールのコンパクトステレオスピーカー(有線)をパソコンにつなげて使ってたんだけど、音を消しているときに何かの無線の音を拾っているのかジージーうるさかったのと、マウスやキーボードをbluetoothで無線化しているのにこれだけ有線なのもあれだなと思って、比較的安いこれを買った。しばらく使ってみて性能はこれで十分。

しばらくはこいつをパソコンにつなげてたんだけど、TBSラジオクラウドのPC版がなくなってアプリ版だけになってしまったのと、NBAがコロナでお休みになって、パソコンから音を出すことがほとんどないので、結局スマホにつないでラジオクラウドとかアマゾンミュージック、ポッドキャストを聞いている。

僕の車はbluetoothが使えないから、こいつを車に乗せて音楽を使ったり、たまに外に持ち出して使ったりもしている。キャンプとかにもちょうどよさそう。

 

 

NISAをはじめた

なんとなくいつかやらないといけないと思っていたことを、すこしずつコロナ禍で家にいることも多くなったこともあって、片付けている。網戸の修理とかウッドデッキの修理とかそういうのもやったけど、やらなければとしばらく思っていてほったらかしにしていたNISAをはじめた。

積み立てNISAと少し迷ったけど、うちは自営業で給料制じゃないし、適当に思いついたときに少しずつ買いたかったので、普通のNISAにした。国内と海外のインデックスの手数料が安いやつをちょっとずつ買うことに。 素人なので底値を読んだりできるわけもないから、NISAの範囲内で適当に時期を分散して国内と海外のインデックスを少しずつ買い足す。

以下参考にした本。

マンガでわかる シンプルで正しいお金の増やし方
 
マネーという名の犬 12歳からの「お金」入門

マネーという名の犬 12歳からの「お金」入門

 

どれもアマゾンプライムの中にあるものの中で適当に正月とかのまとまった時間に読んだ。すぐ読めるし山崎元さんの2つはほぼ同じ内容。

口座は楽天にした。手数料が安いことが大前提でネット証券ならほとんど大差ないけど、楽天ポイント投資信託が買えるのはちょっと楽しい。

そもそも僕は楽天よりアマゾン派で(何となく楽天のHPはわかりづらいと思っていた)、NBAをみるためにrakutenTVにはいらないといけなくなったあたりから、楽天カードをつくったりコンビニなどでEdyを使ったりしてだいぶ楽天に侵食されてきた。 

ポイントとかもあまり気にしてなかったから楽天のポイントのシステムも謎ルールが多すぎていまいち理解できてないけど、ポイントを投資に回せるようになってから、両方にあるもので送料とかで差がついてない場合は楽天で買うことにしている。

構造設計を仕事にする

「構造設計を仕事にする」を読んだ。

 自分も独立してから10年くらいになるけど、他の人たちがどんな感じか知ることができるので、学芸出版社のこのシリーズはおもしろい(レベルは自分と全然違うけど)。

僕は学部の時も大学院の時も、意匠系の研究室だったけど、設計課題をやったりコンペに取り組んだりするときもなんだか絵空事のような気がしてしまって(そういうもんだからしょうがないんだけど)形に根拠を与えるエンジニアリングが足りないなと思っていた(もちろん学校側もそこまで要求しないんだけど)。そのころちょうど佐々木睦郎さんとか池田昌弘さんとか構造設計の人の名前が前面に出るプロジェクトが目立ってきていて構造設計も面白そうだなと思っていた。

時代とは逆行するのかもしれないけど、僕が扱っているような小規模な案件は分業してやるよりも自分で構造も設備もやってしまえたらいいなと思うし、構造体をそのままみせることや、大スパンの木造もいままでいくつかやってきたので(構造設計は外部にお願いして)、そのうち自分で構造設計がある程度できるようになりたいなと思う。とりあえず構造力学Ⅰでも読み直そうかな…

MX Anywhere 2S

ロジクールの「MX Anywhere 2S」を買った。

 左手用のマウスとして。なかなか左右対称のマウスって最近はないんだけど、これならいけるかなと思って買った。厳密にいうとボタンが左側についているから微妙に左右対称じゃないけど、あくまで左手マウスはサポートなのでこれでよし。デザインも他のMXシリーズと同じ色とか質感なので机の上でも違和感ない。キーボード(CRAFT)の左にこいつ、右にMX Master3が常に置いてある。

他のMXシリーズと同じように裏のボタンで使うパソコンを切り替えれるので便利。

少し薄くて小さいので携帯性もよくてノートパソコンで作業するときとかはこいつをメインで使っている。

手の不調は仕事(作図)の込み具合にもよるけどだいぶ良くなってきた。ストレッチとかヨガみたいなこともやって全体(手以外)の柔軟性を上げるようにしている。コロナで通っていた整体もしばらく閉めるみたいだし、バスケもしばらくやってなくて運動不足になりがちだから人が少ないところをたまに走るようにしている。

JWcadは便利なんだけど、作図の時に右クリック(スナップ時)が多いのが疲れる原因なんじゃないかと最近感じているのでちょっと別のcadソフトを練習中。

建築を愛する人の十二章

香山壽夫の「建築を愛する人の一二章」を読んだ。

建築を愛する人の十二章 (放送大学叢書)

建築を愛する人の十二章 (放送大学叢書)

  • 作者:香山 壽夫
  • 発売日: 2010/03/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 放送大学の講義をまとめなおした本。この人の本はいつも同じようなことが書いてあるような気がするんだけど、それでもやっぱり読むとちゃんと建築をやらないといけないなと思う。

そもそもこの人の本を最初に読んだのは大学生のころで「建築意匠講義」で、

建築意匠講義

建築意匠講義

  • 作者:香山 寿夫
  • 発売日: 1996/11/01
  • メディア: 単行本
 

 これを読んでそのころよく言われていた「誰でも出入りできるようなオープンな空間」とか、現代美術の本にとりあげられるような謎の形をしたものとかそういったものはもしかしたらあまりよくないのではと考えるようになった。ただ、ほんとうにいい建築がなんなのかはそのころの自分には分からなくって(今考えると当たり前なんだけど、そもそも今もよく分かっていない)全然設計課題が進まなくなったりそもそも最終的に課題が提出できなかったりしてやばかったけど、それっぽいものを体裁よく出すより、自分なりに確かなものがなんなのか考えることができてよかったんじゃないかと思う。少なくとも役に立ちつつ美しくする必要がある。ただその美の原理は結局誰でも本を読めばわかるといったものではない。ただ、この本の中でヒントは歴史の中にあると書いてあってその中からそれぞれが長い時間をかけて見出さないといけない(らしい)。

告白

町田康の「告白」を読んだ。

告白 (中公文庫)

告白 (中公文庫)

  • 作者:町田 康
  • 発売日: 2008/02/01
  • メディア: 文庫
 

 又吉がおもしろいって何かで書いてたので図書館で借りて読んだ。

実際におきた大量殺人事件をもとに書かれているんだけど、よくここまで膨らませることができたなってくらいちょっと長いなと思って頑張って(おもしろいんだけど)読み進めていって最後まで読んだらやっぱりこれくらい長くないとなんでこいつが人殺しをしてしまったのかっていうのは伝わらないのかもなと思った。

なんか頑張っても滑稽になったりとか、中村文則の「銃」もそんな感じだったけど、これがばれたらやばい、でも誰にも言えないということを抱えて生活することとか、みんな多かれ少なかれあるんじゃないかと思う。それが殺人につながるかどうかは別として。

冷笑主義っていうか頑張っている人を馬鹿にするのは簡単だから気を付けないといけないんだけど、頑張って大失敗ってのもなかなかできることではないし、かといってやたら失敗すればいいってもんじゃないしみんなに迷惑もかけるから、スマートに生きるってのは本当に難しい。