毎年この時期になったら雑誌の定期購読の見直しをしたくなる。年度末繁忙期を終えて若干仕事が落ち着いてくるので。
今のところ毎号買っているのは
・日経アーキテクチャ
一応業界のニュースとか法改正の情報とかを押さえときたいのでこれは続けようと思う。というか3年購読でお金払ってるからやめられない。
・JA
これは冬号が新建築のまとめになっていたり、建築家の特集があったり製本がきれいだったりして気に入っている。季刊誌だから本棚がかさばらないのもいい。 JAで検索したら農協が上にくるのが気になるが(この問題はTOTOで検索した時にサッカーくじが上にきたりするのよりも残念である)。これも学生のころから買っているし、しばらく続けようかなと思う。
今のところ上記2誌だが、ほかにも
「住宅建築」や
「a+u」などは気になる特集のものがあったら随時購入している。
「住宅建築」は学生のころは全然手にとらなかったが、実際に仕事をしはじめると割と参考になったのでちょくちょく買っている。逆に「新建築住宅特集」は僕には斬新すぎてマネできないので購入はほとんどしてなくて立ち読みのみ。
「a+u」は学生のときは毎月買っていた。学生の時はなんとなく国内の建築よりも海外の建築のほうが気になっていたので。日本語で紹介されているのでこれが一番いいかと思っていた。製本も好みで、背表紙に色がついていて本棚にならべたときにきれい。
「新建築」は建築雑誌の代表格的な存在だが、いままでほとんど買ったことがない。立ち読みで十分だったり、大学や自治体の図書館にだいたい置いてあるから気になるページはコピーしてたりしたので。ただ、田舎に戻ってから近所の図書館に置いてないことに気付いたので、これはまずいと思い図書館にリクエストをちょくちょく出していたけどいまだにおいてくれる気配がない。気になったものがあったら買えばいいからいいし、それはだいたい物件の紹介よりも論文だったりするのだけど、最近は気になる論文もない。最近では数年前に掲載された西沢平良さんのが気になったくらいで。
結論は書く前から出てたんだけどGA JAPANを毎号買ってみようかと思ってます。
なぜか学生のときはあまり手に取らなかったんだけど、こないだ買って読んでみておもしろかったので。隔月ということもあって新建築よりも掲載物件が絞られている感じがしていいと思ったのと、単に紹介されているだけでなく、インタビューして深掘りしてあったり、対談があったりとみごたえがあったので。
僕が学生の頃は「建築文化」や「SD」「10+1」など読み物系(僕が勝手にそう呼んでるだけ)がたくさんあってそういうのを読むのがおもしろかったんだけど、全部廃刊(休刊?)になってしまったので今となってはGAくらいしか読み物系がないのではと思う。僕はもっと建築はいろんな立場の人によって論じられるべき(設計した人の解説だけではなく)だと思うし、そういったものが読みたいし、そういった雑誌を買いたい(カタログ的なものではなくて)。