カード師

中村文則の「カード師」を読んだ。

カード師

ポーカー賭博の駆け引き、やり取りは引き込まれるものがあった。

理不尽だったり残酷だったりするこの世の中でなんとか生きていかないといけない。生きていくために占いや信仰が何か助けになるのかならないのか。そんな感じ。

「掏摸」のときもそうだったけど、実際にかなりやったことがあるんじゃないかと思わせるくらいポーカー賭博、イカサマの描写、ディテールがすごい。