建築雑誌について考えていたら、専門誌はいろいろ廃刊や休刊になっているけど、建築的なものをとりあげた一般紙は結構あるなと思った。
ざっと検索しただけでも、カーサブルータスとか、モダンリビング、I'm home、SUMAI、Lives、住むなど。
住むとカーサブルータスは買ったことあるけど他は買ったことない。かっこよすぎるというか、あまり参考になりそうにないので。
コンフォルトは建築というよりインテリアの雑誌なんだろうけどたまに買っている。
取り上げられているものも、斬新すぎず、普通すぎずといったところで、ちょっと視点を変えたいときとかに買っている。施主と一緒にぱらぱらみたりするのによく使ってるかも。
このたび改めて建築雑誌のことを改めて考えてみて、読み物系がほとんど休刊・廃刊していることが気になった。
特に「10+1」は学生の時によく読んだし、バックナンバーもほとんど買った。これを読んだだけで建築論、都市論についてはかなり勉強できるのではと思う。
今では「10+1」のウェブサイトでバックナンバーを読むことができてとてもありがたい。
数年前に総合論壇誌も相次いで休刊になったが、議論の場が本当にネットに代わっているのかどうかはよく分からない。読む側の時間は雑誌よりもネットにずいぶん割かれているんだろうけど。
僕は建築や都市についてネットでいろんな人からいろんな意見がでることはとてもいいことだと思うけど、編集者を介してちゃんと本になった緊張感のあるものも読みたいなと思う。