ぺいちくのブログ

本と建築のブログです。https://twitter.com/paychiku

老人と海

ヘミングウェイの「老人と海」を読んだ。

文庫本で読んだ。読んだことあったような気がしたけど読んでなかった。そもそもヘミングウェイの本は武器よさらばとかも読んだことないし、一冊も読んでなかった。読んだ後に100分de名著のヘミングウェイの回も観たりした。報道で培われたシンプルな文体がいいと言われているヘミングウェイなんだけど、そもそも翻訳でその良さがどれだけ残るのかなと思ったりもした。ただ同じ翻訳で最近読んだドストエフスキーなんかは翻訳でもおもしろいくらいくどかったので、文体が翻訳で雰囲気かわるとかはないのかもしれない。

シンプルな文体で内容も短くて、内容もロマンがあってかっこいいんだけど、自分としては全然別物なんだけどドストエフスキーとかカフカみたいな暗くて気持ち悪い人がたくさんでてくる話のほうがかっこいい話より好みだということがよくわかった。