ぺいちくのブログ

本と建築のブログです。https://twitter.com/paychiku

罪と罰

ドストエフスキーの「罪と罰」を読んだ。

光文社古典新訳文庫で読んだ。さすがの亀山先生の新訳で読みやすかった。

カラマーゾフの兄弟は学生の時に新潮文庫で読んだ記憶があるけど、そこまで読みにくくはなかったけど、今回読んだ新訳は本当に読みやすかった。しおりが登場人物のリストになっているのもよかった。

海外の本で岩波文庫であるものは岩波で読むようになぜかしていたんだけど、これからはそこにこだわらず、光文社古典新訳文庫を優先して読みたい。

罪と罰ははじめて読んだわけだけど、あらすじはなんとなく知っていた。今回も100分で名著をみてから読んだ(亀山先生登場回)。「罪と罰を読まない」も以前に読んでいたりもしていた(読んでいたことを忘れていたけど)。ラスコーリニコフがかなりめんどくさいやつということもわかっていたんだけどとても面白く読めた。他のも時間があったら読みたいけどとにかく長い。

朝ドラみたりすることを思えば短いほうかもなと思いながら読んだ。人が人を殺してしまうということや、そのあとにとる行動、考えることとを想像することが人間とは何かということを考えることにかなり近いなと思った。