「『罪と罰』を読まない」を読んだ。
ラジオ( session22)に三浦しおんさんがでていたときに、この本のことを知って斬新な試みだなと思っていたところ、近所の図書館に入っていたのでつい借りてしまった。
タイトルどおり、ドストエフスキーの「罪と罰」を読んだことない4人が、ちょっとづつつまみ読みしながら内容を推理していくんだけど、ドストエフスキーのことをドストとか、ラスコ(主人公のラスコーリニコフ)のことを「いきなり帰るマン」といってみたり、終始茶化しながら(巻末では茶化したのではなく、胸をかりたと書いてあったが)話が進んでいくのが楽しかった。
「カラマーゾフの兄弟」は、大学生の時だったか、修行だとおもって読んだら(これもかなり長い)結構おもしろかったから、罪と罰も読んでみようかな。長いのこわいけど。
session22ではヘッセの「車輪の下で」も同じように未読座談会やっててこれもおもしろかったから読んでみたい。
名作みたいなやつは読んでないのがまだまだたくさんあるから少しづづ読みたい(と前から思っているけどぜんぜん読んでない)。
正月から読んでいる山崎豊子の不毛地帯も長すぎて、読みながら1/3くらいのページ数に省けたんじゃないかと思うけど、なんだかんだでおもしろい。